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突然涼しくなったり急激に暑くなったり、自立神経に悪そうな気候が続いているが、なんとなく秋っぽくなってきた今日この頃だ。

生活、というかほぼ授乳スケジュール、がほんのりと落ち着きを見せはじめて、家のことや夫の復職などもあり、今後の生活について思いを馳せることが増えてきた。家族も四人揃って、このメンバーで仲良く楽しく生活していくには、仕事と家庭のバランスをとっていくためには、特に初期の子ふたりのリズムが合っていない時期を乗り越えるには、どうしたらいいのかということを私も夫も多少不安に感じている。やればなんとかなるだろうということは分かっていても心配は尽きることなく湧いてくるのだ。先のこととか悩んじゃうよね〜他人を見て焦ったりもするよね〜隣の芝って真っ青だよね〜でも本当はもっと今の自分だけに集中して楽しみたいよね〜というような話もした。もしかして私たちに必要なのはマインドフルネスなのか??

先への不安は抱いているが、それはそれとして子はかわいい。お世話は簡単なことばかりではないし思い通りに行かないことのほうが多いのに、子を眺めていると幸せな気持ちになる。オキシトシンを感じる。愛着形成がちゃんと出来ていて嬉しい。今もかわいいし、これからどんどん動くようになってもっともっと可愛くなるのも楽しみで仕方ない。

DIC川村記念美術館に行った。

もともと複数のチャネルから勧められていたこともあっていつか行きたいなとは思っていたところに、突然飛び込んできたニュースがこれだ。

当館の運営に関する対外公表及び それに伴う休館予定に係るお知らせ | DIC川村記念美術館

この決定に関してはとても残念だし、どうにか運営を継続してもらえないかと思う一方で、資金繰り周りについてはあまり詳しくないのでコメントできることが少ない。私に出来ることはとりあえず駆け込みで訪問することだけだった。

ということで、朝から子をチャイルドシートに押し込んで車をかっ飛ばし、限られた時間ではあるものの隅々まで出来る範囲で回ってきた。展示は工夫がたくさんで建築も素晴らしく、庭園は楽園のよう、混みすぎで入れなかったもののレストランの評判も高い。アクセスの悪さがネックだが、これで訪れやすかったらこの余裕ある空気は成立しないのだろうと思うと、やはりこの場所にこの空間があってほしいと思ってしまう。アクセスの悪さすらも体験の一環に出来る場所だが、私がこれまで行ったことがなかったというのがもう全てを物語っているようにも思う。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が話題を呼ぶなど、文化を愛し、盛り上げ、守るのは少なくとも今の社会ではかなり難しいなというのを感じる場面が増えているような気もして、なんだか寂しくなる。

ミレーナを装着(?)した。元々ピルを服用して暮らしていたこともあり、産後落ち着いたらやろうと決めていたのだ。出産直後に挿入するのもOK(むしろそのほうが良さそうという報告もある、未読)だが日本では非対応なので、改めて婦人科に掛かる必要があった。あと本当は腕に入れるインプラントの方が良かったが保険でカバーされないので今回はやめた。

前日まで知らなかったことだが、施術自体はものの数分で終わる。月経カップをメインで使っていたことと関係があるのか無いのか、子宮内に異物を入れて生活することにもあまり抵抗がなく、比較的重めらしい月経痛とPCOSによる元来の月経不順が月経の消失という形で解消されるかもしれないことへの期待を胸に抱いて婦人科の門を叩いた。あとは肉体改造に付き物の軽い興奮もあったかもしれない。待合室で一時間待たされて、診察室に入り、本当に五分か十分後には出てきていた。経産婦、しかも産後数ヶ月ということもあり挿入時の痛みは全く無く、装着後の腹痛も軽かったし数時間で消えて、出血も一晩で止まった。このまま出血無しで数年過ごせたらいいな。また経過を見て改めてレポを書くかもしれない。

おわり! 10月は本気で健康生活をします。