# Diary & Log

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    11月になった。下の子も保育園に入園した。半袖で入園して、月末には長袖になっていた。慣らし保育があったので、最初の数日は私も園で一緒に過ごした。これにはSIDS防止だとか園と親との関係づくりだとか様々な意味があるが、我が家の乳児は上の子と同じ園に入れたため「人見知りもまだだしご両親のことももう知っているので楽に過ごしてもらって大丈夫ですよ〜」と言ってもらえて、他の子とも遊んだり園のイベントに参加したりと本当に楽しく過ごさせてもらった。特に面白かったのは上の子の普段の様子も見学できたこと。園のお友だちと関わりながら、下の子の様子も見に来たり、家でのそれよりも頑張っている姿を見せてくれたり、というのを保育士さんのコメント付きで観察することが出来て、成長を感じるとともに下の子もすぐにこうなるのかとしんみりしたりもした。お子ちゃんズは今のところとっても仲良く過ごしてくれている。上の子は下の子が大好きで、(物理的に)重い愛をぶつけてしまうこともあるが、ジェラシーでいじめたりすることは全然ない。上の子は最近出始めた二語分では「ママ/パパ(が)いい」の次に「(下の子)いない」「(下の子)ねんね」などを言うようになったし、下の子も上の子が近くに来るとものすごい笑顔になったりしていて、常にお互いを気にしているというかお互いの存在が当たり前の状態で過ごしているように見える。これが年子かと日々面白く眺めている。まだスタスタ歩けない子を二人連れての登降園は大変だし、今後仕事との両立に悩むこともあるだろうけれど、自宅保育よりも確実に充実した時間を過ごせるであろう保育園を見つけられた幸運に感謝しながらなんとか頑張っていきたい。・変わったなあと思うこと。平日も週末も決まった時間に起きなければならないこと。子の体力消費のために晴れた日の午前中はだいたいお散歩に行くこと。近所でお祭りがあればほぼ必ず子どもを連れて出かけるようになったこと。ブラックフライデーなどのセールではとりあえずおむつをチェックするようになったこと。友だちと遊ぶときに家に来てもらえるととっても楽だと思うようになったこと。ふとした瞬間にお気に入りの子どもの動画を見てしまうこと。そしてこの変化が嫌ではないこと。結婚記念日があったので夫と出会ってからの写真を見返してみて、私自身の中身はあまり変わっていないのに生活は激変していることに改め
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    涼しくなった。こうなるともう子どもを連れての外出が楽しくて仕方ない。パン屋さんでパンを買って外で食べたり、BBQしたり、公園でレジャーシートを敷いて寝転んだり、毎週末何かしら出かけていた。子どもが出来る前はこんな遊び方しなかった気がするな〜と写真を見返したら、バーガー屋さんでバーガーを買って外で食べたり、BBQしたり、公園でレジャーシートを敷いて寝転んだり、意外と変わらない生活を送っていたことが分かった。変わったのは夜のお出かけが減ったことくらいだ。親としての私の冷静さは、心の中の老いた私によって強く支えられている。多分85歳くらいの、インナーチャイルドならぬインナーエルダーである。私は元々何か大変なことがあると現実逃避のように俯瞰して見る癖があるが、子育てに関しては85歳の私が全ての出来事に「ああかわいい!!もう戻れない日々!!」と泣くので、まあそれもそうかという気持ちになれてなんとなく落ち着くことが出来る。と言ってもお茶をひっくり返された瞬間に「厳しい〜!」という感情が沸いてその直後に85歳が顔を出すとかその程度の話だ。でもそのおかげで日々の暮らしもちょっと大変な外出も頑張れるし楽しめている。来月から下の子も保育園に入り、再来月には私も仕事に戻る。生活はより一層慌ただしくなり時間は矢のように過ぎていく。無理しすぎず、出来る範囲で、生活を大切に出来るようなリズムを探していきたい。85歳になった時に後悔しないように。・下の子が生後三ヶ月になったので、生後百日ぴったりではないがお食い初めをした。カバー画像はその時のもの。手間のかかる鯛をお菓子の鯛焼きで代用するという素晴らしいアイデアを知り、楽だし可愛いしと採用した。とっても手軽だったからオススメ。子の成長は凄まじく、先々月に「下の子は一度に飲むミルクの量が少ない」というようなことを書いたが今では180mLを一気に飲めるようになり、それに伴って深夜に起きることも減ってきた。というか深夜はほぼ通しで眠ってくれるようになった。とても助かる。睡眠って大切だね。下の子の睡眠模様の変化は意外にも突然で、だんだんと睡眠時間が伸びるのではなくある日を境に二時間長く眠れるようになる、というようなことが繰り返し起こって深夜授乳が消えていった。だから初めて夜通し眠ってくれた日の朝は「昨日のアレが最後の深夜授乳だったってこと……!?」と少し
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    突然涼しくなったり急激に暑くなったり、自立神経に悪そうな気候が続いているが、なんとなく秋っぽくなってきた今日この頃だ。生活、というかほぼ授乳スケジュール、がほんのりと落ち着きを見せはじめて、家のことや夫の復職などもあり、今後の生活について思いを馳せることが増えてきた。家族も四人揃って、このメンバーで仲良く楽しく生活していくには、仕事と家庭のバランスをとっていくためには、特に初期の子ふたりのリズムが合っていない時期を乗り越えるには、どうしたらいいのかということを私も夫も多少不安に感じている。やればなんとかなるだろうということは分かっていても心配は尽きることなく湧いてくるのだ。先のこととか悩んじゃうよね〜他人を見て焦ったりもするよね〜隣の芝って真っ青だよね〜でも本当はもっと今の自分だけに集中して楽しみたいよね〜というような話もした。もしかして私たちに必要なのはマインドフルネスなのか??先への不安は抱いているが、それはそれとして子はかわいい。お世話は簡単なことばかりではないし思い通りに行かないことのほうが多いのに、子を眺めていると幸せな気持ちになる。オキシトシンを感じる。愛着形成がちゃんと出来ていて嬉しい。今もかわいいし、これからどんどん動くようになってもっともっと可愛くなるのも楽しみで仕方ない。・DIC川村記念美術館に行った。 View this post on Instagram A post shared by YUKI (@yukidmy) もともと複数のチャネルから勧められていたこともあっていつか行きたいなとは思っていたところに、突然飛び込んできたニュースがこれだ。当館の運営に関する対外公表及び それに伴う休館予定に係るお知らせ | DIC川村記念美術館この決定に関してはとても残念だし、どうにか運営を継続してもらえないかと思う一方で、資金繰り周りについてはあまり詳しくないのでコメントできることが少ない。私に出来ることはとりあえず駆け込みで訪問することだけだった。ということで、朝から子をチャイルドシートに押し込んで車をかっ飛ばし、限られた時間ではあるものの隅々まで出来る範囲で回ってきた。展示は工夫がたくさんで建築も素晴らしく、庭園は楽園のよう、混みすぎで入れなかったもののレストランの評判も高い。アクセスの悪さがネックだが、これで
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    8月が終わってから3日も過ぎてしまった! 生産的でいられる時間が短すぎる!この一ヶ月は、人間は out of control な事柄に直面すると祈りはじめるんだなというのを日々実感しながら過ごしていた。つまり、夜間授乳がしんどくて、毎晩眠る前に「今晩こそは長く眠ってくれますように……!」と祈りを捧げているということだ。信心深いわけでもないので、何に対して祈りを捧げているのかは不明だ。赤ちゃんのお世話そのものは二回目ということもあり何も困っていないものの、毎晩の深夜授乳だけはきっと何度目でもしんどいと思う。基本的に深夜授乳はひとりで担当しているので、日中の頭の明晰度がぐんと下がり、気づいたら一週間が過ぎ去ってしまってぞっとする、というのを繰り返して一ヶ月を終えた。深夜対応はひとりで担当していると書いた。では夫は何をしているのかというと、主に上の子のお世話を担当してくれている。これはこれで大変で、毎日のごはんや保育園送迎などをこなしつつ、私が朝数時間一人で眠る時間を確保してくれている。これ以上の最適化はどう頑張っても難しい感じが強くて、やっぱり実家が近くて協力的だとかベビーシッターが毎日来てくれるとかそういう環境でない限り、歳の近い子どもを三人もつというのは無理そうだなと、そんな予定もないのに考えたりする。歳が離れていて、上の子はもう身の回りのことは自分で出来る、とかであれば話は変わってくるのかもしれない。少子化を感じる。私個人は三人目の予定は最初からないです。閑話休題、夜間授乳の話に戻る。もちろん産後ケアにも行ったし、たまに深夜対応は夫に任せてぐっすり眠らせてもらったりはしている。が、これらはその場しのぎのものでしかなくて、結局のところ子が長く眠れるようになるまでは耐える・頑張る・諦める以外に出来ることはない。時が解決してくれる、ほんの数ヶ月の話だとはいえ、しんどいものはしんどいのだ。それでも 、私は世の中の多くの産褥婦よりは元気に生きているらしくて、産後一ヶ月なのに元気すぎるというようなことを複数回言われたし、実際ちょこちょこお出かけも出来た。家のこともそこそこやれている。これ以上にしんどい思いをするとなると、もう育児以外何もできず、一か月もせずに心が折れてしまいそうだ。早く生活が落ち着くように、今後は自分の分だけではなく世界中の夜勤担当者の分まで祈ることにする。二
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    無事に第二子を出産した。妊娠記録③に書いた通り今回は会陰切開をせずに済み、そのおかげかとても元気な産褥期を過ごせている。二度目でも深夜授乳はしんどく、既に「母乳育児なんてやめてしまえ! 解散!」みたいな気持ちになってはいるが、それ以外は概ね順調である。というか元気すぎてよく動いてしまい、逆に回復が遅くなりそうなほどに体調は良い。体力があって本当に良かった。ちなみに今回夫が用意してくれた退院後の「妊娠中食べられなかったものディナー」は生ハム祭りだった。新生児育児そのものへの不安は前回の経験のおかげて大分緩和されているが、それでも生活はまた激変したし、適応するまでには時間を要する。退院後の生活において前回と圧倒的に違うのは当然ながら第一子の存在である。上の子のお世話はほぼ夫が担ってくれていて、しかも保育園にも継続して通わせられているけれど、週末なんかはもう大変。新生児ひとりに対して大人ふたりでお世話を回せていたあの頃とはやっぱり違う。わちゃわちゃ。しかし、本質的にストレスを感じているのはお世話の大変さに対してではなく、どちらかというと十分に可愛がれていないという点に対してだ。イヤイヤ期とまではいかないけれど自我を見せつつある一歳児はとっても可愛くて、今までよりも子ひとりに対して割ける時間が減ってしまったのがさみしい。でも新生児は新生児で目を離せない今だけの魅力があって、当然ながら手もかかる。自分がふたりいればいいのに、子どもたちから溢れ出る可愛さと生命力とを抱きとめきれていないのが、この瞬間だけの愛らしい姿を十分に見ることが出来ていないのが、大切な思い出が指の隙間からこぼれ落ちていくのを止められずにいるようで、苦しい。しかしながら子どもが二人になったことで新しく生まれる光景も当然あり、それも非常に面白いというのだから、なんとも贅沢な悩みである。そういうわけで、新生児を触りたがる一歳児に「やさしくなでる」を教え込んだり、授乳中で手が離せない私の目前で絵本が折り曲げられていくのをなんとか止めようとしたり、産後ケア入院中に夫から送られてくる上の子の動画を見て今すぐに抱きしめたい気持ちになったり、というような生活を送っている。ところで、先月書いた肉体の主導権は、何となく取り戻しつつある感覚がある。今はスポ根母乳育児をやっているのでまだ新生児の栄養源として生きている側面が強いが、
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    臨月に入った。逆流性食道炎が酷く、恥骨は痛み、日々眠気と戦っている。腹ももう限界で、大きく動かれると痛みすら感じる。早く器としての生活を終わりにして肉体の主導権を取り戻したい。・子どもがよく歩くようになり、週末の公園通いデビューを果たした。当然まだずっと立ってはいられないので湿った土の上にも座り込むし、草花や石ころを触りまくって爪の隙間まで泥まみれになるし、まあ大変ではあるが、30分でも公園で過ごさせるとその後の睡眠が深くなったり、ずっと家で過ごすよりは発達にも良さそう、休日限定の姿が見られる、と良いこともいろいろある。何より、朝ごはんを終えて一息つくと玄関で靴を履こうとする(が、まだ履けない)ような子どもなので、外で楽しそうに過ごす様子を見ていると自然と「晴れたら一回はお外に行こうかな」という気持ちになる。汚れてもいい服で過ごしていることもあり、砂まみれの子に抱きつかれることにも抵抗が無くなってきた。子どもが出来るまでは行ったことのなかったような近所の公園で子どもを追いかけて過ごしていると、暑いし汚れるし虫もいるしで一人だったら絶対にもう来ないだろうなと思ったりするというのに、悪い気はしないから不思議だ。歩き始めたもののまだ一人で公園に辿り着くことは出来ない一歳児を誘導したり抱きかかえたり、なんなら腹に突撃されたり、といった妊娠後期の生活。一人目の産休との差に笑ってしまいそうになりながら、胎内でもうひとりを育んでいる。・なんだかんだで英会話を続けている。今月はテストを通過したのでテキストのレベルが上がったりもした。正直なところまだまだ自由に話せている感じはなくて、というか仕事を休み始めてからどんどん英語を忘れているような気さえしていて、まだまだ伸びしろは多い。それでも少しずつステップアップできていると太鼓判をもらえるのは嬉しい限り。今後も細く長く継続できるようにしたい。・おしまい。カバー写真は産前最後ねって食べに行ったお寿司屋さんのエビ。