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結婚式、万博旅行、BBQ×2、実家訪問、家のこと……などなど。なんだか慌ただしい日々を過ごしていた6月だった。アイキャッチはディズニーリゾートでの結婚式にて撮影したもの。毎週末何かしらのイベントがあって、なんなら複数入っているときもあって、楽しかったけれどちょっと疲れた。7月は少しゆっくりする時間も取りたい。

万博のことは別で書くとして、今月のおいしい話をふたつ。

その一:かつ吉の夏季限定「冷やしかつ丼」!長年食べたかったこれをついに食べた!

渋谷勤務のお友だちがよく食べていて、毎年気になっていた冷やしかつ丼。かつ吉も汁に浸ったごはん全般も大好きだからこれも絶対に気にいるだろうと思ってはいたけれど、社食の楽さに感けて数年間チャレンジしそびれていた。
ところが。かつ吉渋谷店が五年間も休業予定とのニュースを見て、これはマズいとその渋谷勤務のお友だちと夫とを誘い、慌てて駆け込んだのであった。ついでに今店舗リストを確認したところ水道橋店も閉店したみたいで、悲しい。

冷やしかつ丼、というか出汁カツ茶漬けのようなもの、を食べたのは実はこれが初めてではない。大学の学食にこれまた夏季限定でさらさらトン茶というメニューがあり、学食に行くときはこればかり食べていたから。当時のさらさらトン茶はカツと水菜と梅干しと大根おろしが乗っていたような気がする。懐かしい。学食のそれは価格が安いこともあって、卒業後も無性に食べたくなるほど夢中になったものではないが、カツと出汁と薬味のマリアージュを私に教えてくれた思い出の食べ物だ。

翻ってかつ吉の冷やしかつ丼は最早殿堂入りと言っても過言ではない。完全にさらさらトン茶の最上位版であった。まず当然ながらカツが美味しい。それからお米も薬味も美味しい。文句の付け所がない。揚げたてのトンカツの油が出汁で冷やされて固まるので、さらさらトン茶同様少し時間が経てば多少の不快さは出てくるだろうと思っていたのに、どういうわけかそれもなかった。家でも一度作って、油の具合を検証したい。
様々な薬味のおかげで一口ひとくち味が変化していき、量が多めなのに全く飽きることなく最後まで食べられる。ちょっとすっきりさっぱりした食べ物が好きな傾向があるので、私は最早普通のトンカツよりも出汁と薬味がモリモリなこちらのほうが好きだった。冬はあたたかい出汁にして通年で出してくれないかな。それからとにかく早く渋谷に帰ってきてほしい。今度こそは通い詰めるから。

その二:モスバーガーの「海老エビフライバーガー」、これもまた期間限定品。

外で話しながらごはんを食べる必要に迫られて、ああそういえばモスがエビやってたなーと雑な気持ちでテイクアウトして、全然ごはんに集中する気もなく適当に食べ始めたのが、私と海老エビちゃんとの出会いだった。海老カツバーガーも同時に出ているが私の推しは圧倒的にこちら。海老エビちゃんです。

愛するモスとはいえ結局はファストフードチェーン、「おいしいね♡」くらいで終わるかな、くらいの期待値で一口かじったらもうこのエビのぷりっぷりさに「💖💖💖💖💖おいしい💖💖💖💖💖」と話の内容そっちのけでバーガーを見つめてしまった。価格以上、というか価格を遥かに上回るクオリティに混乱すらした。ふわふわなバンズがぷりぷりなエビフライを優しく包み込み、フレッシュな野菜も普段のモス同様の安心感、タルタルがいい仕事をしているのでフライの重さもなんのその。極めつけにエビフライがふたつ入っているという理由のみで「海老エビフライバーガー」と名付けられていることを知ってしまったらもう。気に入りすぎて6月後半だけで3つ食べました。終わる前にもう一回行きたい。レギュラーメニューに入っていたらもうこれしか食べられない。それくらい好き。

おわり。ごはん回でした。最近子連れごはんばっかりで写真も残っていないことが多いけれど、それでもおいしいものはどんどん食べていきたいね。