研究職よりも開発職の方が多分向いているのかな〜
リモート勤務可でフレックス制のところがいいな〜
くらいしか考えずにソフトウェアエンジニア(以下 エンジニア と呼びます)就活をした記録です。あまり役に立ちそうではありませんが公開します。関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
IT系な上に、私はM1の後期に留学の計画を入れていたこともあり、一般的なスケジュールではなかったと思います。スーツは一度も着なかったし就活用の証明写真も撮らずに済んだのでそういった点では楽でしたが、やはり卒業後の進路が決まっていないというのはあまり精神的によろしくなかったらしく、最初の内定を頂くまでがちょっとしんどかったです。
やったこと
5月: 逆求人イベントに参加
時期が早いので採用ではなくインターンへのお誘いが多かった。いろいろな企業について知ればもっと条件を絞れるかと思ったのに、お話の上手い方が多くて逆に関心が広がってしまった。イベント後のフィードバックで自分の市場価値(?)をざっくりと知ることができた。
6月: 会社訪問
気になった企業をいくつか、面接ではなくただ見学させていただいた。プロダクトや職場環境の紹介から、「会社の規模感、成長段階、ビジョン、とかそこらへんの選び方はもう好みでしかないからよく見極めることが大事だね」など就活相談のような話までしていただいた。
6‐10月: インターンシップ
逆求人で面白そうだと思った大きめのベンチャーで1ヶ月、これまた逆求人で誘われた急成長中のベンチャーで5日、学部からお世話になっているところで2ヶ月半、それぞれインターンシップに参加した。コーディングについても就活についてもたくさんのアドバイスをいただいた。そのまま新卒採用の選考に進めたりした。
10‐11月: エントリー祭り
20卒採用が始まっていてかつ興味のある会社にまるでコンビニに入るかのような気軽さでエントリーし続けていたら8社になってしまい冷や汗をかいた。コーディングテストを8回も受けるなんて無理だなと考え直して早めにいくつか辞退した。海外からの応募は受け付けていないと断られたところもあった。無謀にいろいろやるのはよくない。
12月: おわり
選考が始まっていないもしくは選考途中で面白そうな企業もいくつかあって少し悩んだけれど、気持ちが固まったので終わりにした。
考えたこと
『軸』は見つからなかった
よく『就活の軸』を聞かれるけれど私の場合そんなものは無くて、ほぼ直感と気分だけで就活を進めた。生きていけるだけのお給料が貰えてかついくつかあった嫌な条件にさえ当てはまらなければ良いと思っていた。それでもなんとかなったのは最初から職種が絞れていたことと売り手市場のおかげだと思うし気軽に勧めることは出来ないけれど、特に技術職の場合は『軸』を見つけることに悩みすぎる必要はないと思う。でも人の『軸』を聞くと新しい視点が得られたりして面白いから私からは聞いてしまう。
中を見ないと分からない
インターン経由での選考と普通の選考とを両方経験して、どうしてもインターンでお世話になった会社の方が就職につながりやすいなと思った。あまりに嫌なことがあればもちろん逆になるけれど、例えばコードレビューや進捗管理などに実際に触れてみるとその会社について持っている情報がぐんと増えてそこで働く自分を想像しやすくなる。企業理念を語られるよりも実際に働いてみた方が理解が深まる。多分企業側もインターン経由の方が採用しやすい。『軸』がない私の場合は特に、インターンでもアルバイトでも、短期でいいから出来るだけ複数の会社で働いて比較してみるのが合っていた。
就活は意外と楽しい
インターンをメインにした結果様々なフィードバックを頂く機会が多くて楽しかった。どこに行っても言われたのは、就職したら技術力はもっと伸ばさなきゃいけない(要するにまだ即戦力ではない)、興味が幅広くて自分から積極的に物事に取り組むことができる、飲み込みが早くて質問の着眼点が鋭い、ということで、きっと当たっているのだろうから大切にしたい。
その他
ある会社の人事から「うちの会社は全然ゆるふわではないから女性エンジニアはいませんね〜それでも大丈夫ですか?」とニヤニヤしながら言われて驚いたことがあった。ホモソーシャルは最悪。こういうのからは全力で逃げたほうが良い。
厳選した一社だけ受けて就活を終わりにした人がいて、『軸』がしっかりしているとこんなにも簡潔な就活になるのかと思った。早いところだとM1の夏休み前に内定をもらうことができるからその時期に就活を終える人もいた。
おわり! 素敵な大人にたくさん出会えて楽しい就活でした!
具体的なあれこれはあまり書かきませんでしたが、気になる人は直接聞いてください。3月末に帰国するのでいろんな人に会いたいです。