図らずも卒業の時期となった。
弊社所属タレントマリウス葉(Sexy Zone)に関するご報告 - Johnny's net
寂しいけれど悲しくはない今回の「卒業」は、今のところ思っていたよりもずっとずっと素敵な形で実現されている。メンバーにもスタッフにも愛されて惜しまれてそれでも背中を押されて迎える「卒業」なんてものが存在するとは正直なところ想像しても見なかったから、彼らの努力には脱帽することしか出来ない。私まで勇気をもらえたような感覚すらある。
5人の最後とこれからをとても楽しみにして年末を迎えている。
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家を探し続けて疲れ果てた月だった。
衣食住という言葉がある通り住居は生活のなかでも特に重要な要素だというのに、それがなかなか決まらずに日々を過ごすというのは、少なくとも私にとってはとてもストレスフルなものだった。だった、と言っても実はまだ新居が確定していないから、この状況は来月上旬まで続く。厳しい年明けになりそう。
新居にそこまで多くを求めているつもりはないけれど、それでも借り上げ社宅の条件内で満足できる=長く住めそうな家を探すのはなかなか難しい。複数人で暮らす場合は特に。
家探しはここ数年で4度目で経験は少なくないはずなのに、今回が一番難航している。決まったら決まったで急いで引越しの手配をしなければならない。生きるのは大変だ。
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クリスマスパーティをした。
ラクレットチーズを注文してみたり、コストコで大量のビールを買ってみたり、なんだかアメリカみたいなホームパーティだった。こういう場で企画者側になったのは多分今回が初めてで、準備から当日までとても楽しかった。来年どうなるかは全く読めないけれど、またそのうちやりたい。
それから年末は夫の実家に行って、シマエナガの焼き物を買ってきた。
夫の実家はとても温かくて、私にもいつも優しくしてくれるから、滞在の中日にはだいたいお昼寝をしてしまうくらいにリラックスして過ごしてしまう。車での往復が想像以上に快適だったこともあり、ただただ楽しんで帰ってきた。ありがたい話である。
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hikaliumちゃんが私の薦めた本を読んでくれて、しみじみと嬉しい。
本の貸し借りはあまりしなくなったし、読書の頻度も下がってきているけれど、その代わりに本から得られるものは飛躍的に増えている気がしている。本で培われた私が本から何かを吸収し続けているのはごく自然なことだし、その吸収率が上がるのもまた当然なのだと思う。
選書に周囲からの影響を受けることで自己と他者の境界を乗り越えられる、というひとつのコミュニケーションが成立することはとても稀有で豊かなことだし、純粋に楽しい。
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おわり。2023は波乱万丈の年になることが約束されているので、覚悟を決めて迎えます。
カバー写真は旧岩崎邸庭園のベランダで撮りました。