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ついに新居に引越した。長い長い一ヶ月だったから、入居日を振り返ると遠い昔のことのように感じられてしまう。
様々なトラブルに見舞われたけれどもう大体落ち着いたので、皆様是非遊びに来てください。ラグジュアリーマンションとかではないけれど、今のところ住み心地は良いです。

新居整備を今月中に終わらせる、というのを目標にしていたので、入居してからは開梱のみならず機器トラブル対応(給湯器の故障などいくつかあった)などにも全力投球していた。具体的には仕事中でも電話を最優先で取っていた。予定調整やらなんやらはやっぱり電話のほうが早いし、そもそもあまりメールなどでは対応してくれない。ネットワーク周りとか配線とかは夫が頑張ってくれて、詳しいことはよく分からないけれどうちのWiFiがいい感じになった。

前の引越しは完全WFHの期間で片付けも捗ったような記憶があるけれど、今回は出社しながらだったからか予想外のトラブルのせいか、予想していたよりも時間がかかってしまった。それでも二週間くらいでだいたい片付いてルンバも走れるようになり、行政手続きや住所変更などもだいたい終わって、ついでに確定申告も済ませて、最近はようやくこの家に腰を据えて暮らし始められたような感じがしている。まだ完璧には程遠いので、今後もちまちま整えていきたい。

初めてバスケの試合を見に行った。

最近活躍している選手が対決する試合ということで、会場は満員で立ち見席まで開放されていた。コートと会場は動画で見るよりもずっと広い。クレープからビールまで幅広い出店もある。スポーツ観戦とは縁のない生活を送ってきたので、試合開始前のパフォーマンスは存在すら知らなかった。あとは各チームにチアガールのグループがいて、じゃあ女子バスケには男子チアがいるのかな、それはちょっと見てみたいな、と思った。

いざ試合が始まるとボールを追うので手一杯になってしまって、チアに合わせて応援しているとあっという間に終わってしまった。チアの応援やスクリーンに映し出される変なキャラクターに目移りしていると誰かがゴールを決めて試合が進んでしまうので、ボールから目を話すのが怖くなるくらいだった。面白い体験だった。いつかバレーボールも見に行ってみたい。

カバー画像はこの間作った自家製ジンジャーエール。やむを得ずsobarな暮らしをしている私に、夫が「家でジンジャーエール作ってみる?」と提案してくれたのだ。鍋に大量の砂糖とスパイスを入れ、「砂糖にスパイス……それにすてきなもの……つまり女の子か……?」とか考えながら煮込んだら割と簡単に美味しいシロップが出来た。

お酒を飲むというのは不思議な行為で、それ自体が目的になるし、少しのおつまみとお酒で数時間ゆっくりすると不思議な満足と安らぎとを得ることが出来る。それはアルコール抜きでも出来ることではあるけれど、お菓子なり映画なり、何かしらの長時間持つ橋渡し役がいてくれるとやっぱりやりやすい。引越しや今後の準備やらに追われてあまり寛げていなかった私たちにとって、このジンジャーシロップは休憩タイムの象徴となってくれるのかもしれない、とちょっと期待している。

おわり。恐怖の三月がやってくる。