ついに新居に引越した。長い長い一ヶ月だったから、入居日を振り返ると遠い昔のことのように感じられてしまう。様々なトラブルに見舞われたけれどもう大体落ち着いたので、皆様是非遊びに来てください。ラグジュアリーマンションとかではないけれど、今のところ住み心地は良いです。新居整備を今月中に終わらせる、というのを目標にしていたので、入居してからは開梱のみならず機器トラブル対応(給湯器の故障などいくつかあった)などにも全力投球していた。具体的には仕事中でも電話を最優先で取っていた。予定調整やらなんやらはやっぱり電話のほうが早いし、そもそもあまりメールなどでは対応してくれない。ネットワーク周りとか配線とかは夫が頑張ってくれて、詳しいことはよく分からないけれどうちのWiFiがいい感じになった。前の引越しは完全WFHの期間で片付けも捗ったような記憶があるけれど、今回は出社しながらだったからか予想外のトラブルのせいか、予想していたよりも時間がかかってしまった。それでも二週間くらいでだいたい片付いてルンバも走れるようになり、行政手続きや住所変更などもだいたい終わって、ついでに確定申告も済ませて、最近はようやくこの家に腰を据えて暮らし始められたような感じがしている。まだ完璧には程遠いので、今後もちまちま整えていきたい。・初めてバスケの試合を見に行った。ゆーきちゃん太郎の初スポーツ観戦はゆーきvs.ゆーきの回、勝者は当然ゆーきのチームでした(?) pic.twitter.com/8QWn818WAV— YUKI (@yukidmy) February 4, 2023
最近活躍している選手が対決する試合ということで、会場は満員で立ち見席まで開放されていた。コートと会場は動画で見るよりもずっと広い。クレープからビールまで幅広い出店もある。スポーツ観戦とは縁のない生活を送ってきたので、試合開始前のパフォーマンスは存在すら知らなかった。あとは各チームにチアガールのグループがいて、じゃあ女子バスケには男子チアがいるのかな、それはちょっと見てみたいな、と思った。いざ試合が始まるとボールを追うので手一杯になってしまって、チアに合わせて応援しているとあっという間に終わってしまった。チアの応援やスクリーンに映し出される変なキャラクターに目移りしていると誰かがゴールを決めて試合が進んでしまうので、ボールから目を 2022年4月に書き始めたこの monthly log を(内容はともかくとして)年末まできちんと書ききることが出来たので、2023年からは月次目標をタイトルに入れて、その達成状況から書き始めることにした。新しい習慣を身につけたいときは、既に習慣化された別の事柄に関連付けるといいらしい。ということで今月の目標は「運動習慣を取り戻す」だった。最近は出来ないことが増えて、体がどんどんもちもちになってしまったから、ある程度の健康を保てるようにこの目標を立てた。私は基本的にすべての運動が苦手で、ちょっとサボるとすぐにもちもちになってしまう。困った身体だね。達成状況としては家で軽い自重トレーニング(スクワットとか)をするようになったのと、YouTubeのマタニティヨガをやったのと、ヨガやピラティスのクラスに何度か行ったのとがある。社内の妊婦フレンドから「妊婦OKなクラスもあるらしいから一緒に行こうよ」と誘ってもらって、シルシアーサナまできっちりやってきた。一人でやるよりもずっと楽しい。食べる量は増える一方だけれど、筋肉さえ失わなければなんとかなると信じて日々運動している。信じる者は救われるはず。・草津に行った。カバー画像はそのときの湯けむり。11月に行く予定だったのにコロナ罹患で延期になっていた例の旅行である。旅館のごはんもほかほかの温泉まんじゅうも全部美味しかったし、部屋風呂も貸し切り風呂も大浴場も満喫できた。温泉だいすき。でも露天風呂はめちゃくちゃ寒かった。・せっかくなので、今ホットなこのニュースについても触れておこうと思う。Google、1万2000人削減 持ち株会社社員の6%に相当: 日本経済新聞私は日経新聞アプリからの速報通知でこの件を知った。金曜日の夜、仕事を終えてリビングでのんびりしていたときだった気がする。ついに来たか、というのが最初に頭に浮かんで、それから私の中の赤子が「ヤダヤダ〜! 不景気もレイオフも全部嫌い!」と暴れ始めた。とりあえず社内メールを確認して、夫に「クビかも」と連絡して、そこで手が止まった。それ以上に出来ることは特になかったから。問題はこの「出来ることがない」という状態で、とにかく急な知らせだったから情報が足りず、しかも金曜日の夜だから週明けまで何も分からないままで過ごすことになり、みんな混乱していたし私も当然そのひとりだった。とはいえ本当に 図らずも卒業の時期となった。弊社所属タレントマリウス葉(Sexy Zone)に関するご報告 - Johnny's net寂しいけれど悲しくはない今回の「卒業」は、今のところ思っていたよりもずっとずっと素敵な形で実現されている。メンバーにもスタッフにも愛されて惜しまれてそれでも背中を押されて迎える「卒業」なんてものが存在するとは正直なところ想像しても見なかったから、彼らの努力には脱帽することしか出来ない。私まで勇気をもらえたような感覚すらある。5人の最後とこれからをとても楽しみにして年末を迎えている。・家を探し続けて疲れ果てた月だった。衣食住という言葉がある通り住居は生活のなかでも特に重要な要素だというのに、それがなかなか決まらずに日々を過ごすというのは、少なくとも私にとってはとてもストレスフルなものだった。だった、と言っても実はまだ新居が確定していないから、この状況は来月上旬まで続く。厳しい年明けになりそう。新居にそこまで多くを求めているつもりはないけれど、それでも借り上げ社宅の条件内で満足できる=長く住めそうな家を探すのはなかなか難しい。複数人で暮らす場合は特に。家探しはここ数年で4度目で経験は少なくないはずなのに、今回が一番難航している。決まったら決まったで急いで引越しの手配をしなければならない。生きるのは大変だ。・クリスマスパーティをした。ラクレットチーズを注文してみたり、コストコで大量のビールを買ってみたり、なんだかアメリカみたいなホームパーティだった。こういう場で企画者側になったのは多分今回が初めてで、準備から当日までとても楽しかった。来年どうなるかは全く読めないけれど、またそのうちやりたい。それから年末は夫の実家に行って、シマエナガの焼き物を買ってきた。夫の実家はとても温かくて、私にもいつも優しくしてくれるから、滞在の中日にはだいたいお昼寝をしてしまうくらいにリラックスして過ごしてしまう。車での往復が想像以上に快適だったこともあり、ただただ楽しんで帰ってきた。ありがたい話である。・hikaliumちゃんが私の薦めた本を読んでくれて、しみじみと嬉しい。最近の読書 - /sys/hikalium/tracing本の貸し借りはあまりしなくなったし、読書の頻度も下がってきているけれど、その代わりに本から得られるものは飛躍的に増えている気がしている。本で培われた私 2022年4月から地味に更新し続けているこの個人ブログを Next.js + Tailwind CSS + microCMS で作り直しました。所謂 Jamstack です。元々は年末年始のお休みを使ってゆっくりやる予定でしたが、クリスマスのイブと当日のほぼ丸2日で全ページの実装と移行までを終わらせることが出来ました。個人ブログを運営する理由そもそも既存のブログプラットフォームを使わずに個人でブログを運営しているのには、いくつかの理由があります。プラットフォームに縛られたくないいくつかのプラットフォーム(アメブロ、はてなブログ、Medium、noteなど)でブログを作ったこともありますが、プラットフォームの雰囲気や機能の過不足などに違和感・不満を感じ、最終的には全部やめてしまいました。より多くの人に使われることを目的としたサービスは個人にとって完璧なものにはなりづらいので、これは仕方のないことだと思います。継続的に記事を書くためには、自分で運営するブログを終の棲家として、不満があれば自分で直す、というのが私には一番馴染むような気がしています。コンテンツを自分で管理したい何度かのブログ移行を経て、コンテンツをブログデザイン等とは別の場所で管理したいと思うようになりました。今までは Markdown でブログを書いていましたが、外部サイトの埋め込みなどを表現するのが難しかったこともあり、今回は microCMS への移行を決めました。移行の詳細元の実装では hugo を使っていました。スタイルテンプレートが豊富で、簡単に見栄えの良いWebページを作ることが出来るので、今でも結構気に入っています。ただ、デザインを変更するのが少し面倒だった、ショートカットを使いながら Markdown で記事を書くのが好みではなかった、URLの trailing slash が好きではなかった、などの理由から、今回は他のサービスに移行することになりました。また、あまり言及していませんが、ホスティングは移行前も移行後も Github Pages を使っています。今回採用したサービスはどれも公式ドキュメントが豊富だったので、以下のページに書かれていることを組み合わせると、本当に簡単にサンプルページを作ることが出来ました。Install Tailwind CSS with Next.jsmicr 元気になって、たくさん遊んで、それからコロナに罹った。COVID-19である。ちょーっと喉が痛いかも?と思ったらそこからは一瞬で、背筋が熱を持って抗原検査に線が出るまでに一時間もかからなかった。ワクチン4回目を翌週に控えていたというのに。タイミングが悪すぎる。発熱はワクチンの副作用程度までだったものの、その後の喉の痛みや鼻詰まりが予想外にしんどく、苦しんでいるうちに11月が終わってしまった。ネットスーパーを使ってみたり、オンライン(というか電話)診療や往診をお願いしたり、薬も持ってきてもらったり、家から出ずに回復するためにいくつかの「はじめて」を経験できたのは少し楽しかった。そう思わないとやっていけないだけかもしれない。夫のほうが遅く発症したので、あと数日は家にこもっている必要がある。バーベキューをしたり水族館に行ったりした楽しい思い出がコロナで塗りつぶされてしまうのはあまりにも悔しいので、恨み辛みはこのくらいにしておく。・ついに納車された新車で箱根に行き、色づき始めた秋の山を駆けた。車がある生活は思っていたよりもずっと豊かだ。行動範囲が広がって、しかも快適に過ごせる時間が増える。近場の温泉にもよく行くようになったし、コロナが治りきらないままで迎えた結婚記念日には丸ノ内と六本木でイルミネーションドライブをした。プライベート空間を持ち運ぶというのは、特にここ東京においては非常に贅沢な行為なのだろうけれど、避けられない人混みや公共交通機関の時間の縛りから開放されて何かしらの自由を取り戻すような感覚がある。当初の予想よりも気に入ってしまった。・カバー写真は結婚記念日に食べたフレデリック・カッセルの『モンブラン・ジュール』。三越伊勢丹の記事が詳しい。コロナが治りきらないままで結婚記念日です。夫の筋トレモチベを取り戻すために「ムキムキになったらもっと好きかも♡」と言ってみても「もう十分に好かれているので……」と素気なく返される感じでやっています。日々愛情表現に励んだのが裏目に出ました。本日までの限定モンブランでお祝いしたよ。 pic.twitter.com/VMfXEKBi9D— YUKI (@yukidmy) November 30, 2022
生クリームの代わりにマスカルポーネクリームを使っているのが濃厚なのにとても上品で、マロンクリームやアーモンド生地の重さとのバラン だいたい毎日不調だった。吐き気・眠気・肌荒れ、の3つが主な体の不調で、結果として心の調子も悪くなり、ちょっと泣いた。日々増していく不調と、それに反比例して減る活動時間。不調の波が来るたびに「かわいそう……」と嘆いていた。「それは誰目線のかわいそうなの?」と言われたりもしたので一応書いておくと、肉体所有者から不調を抱える臓器もしくは部位に対する「かわいそう」です。胃痛や便秘には薬で対処したけれど、先述の吐き気・眠気・肌荒れはどうにもならない。吐き気には薬を出してもらえなかったし、眠気は全ての予定(主に仕事)をめちゃくちゃにしてくるし、肌荒れにも今まで使っていた薬が使えなくなってしまったから。鏡を見るたびにボロボロの自分が映っていて、悲しくて虚しくて、電車にも乗りたくないから出不精になり、夫によしよしされながらギリギリ生き延びている。最近はちょっと回復してきたような気もする。夫に感謝していることはやっぱりごはん関係が多い。私が食べられそうなものを一緒に考えていろいろ作ってくれたり、私の食べ残しを引き受けてくれたり、一応必要な栄養を摂れるように工夫してくれたり、私が可能な範囲でエネルギーを補給できるように、遠慮せずに外食したりもできる環境を作ってくれた。他にも車で温泉に連れだしてくれたり、私の体調について私以上に調べてくれたり、私が情緒不安定なボロ雑巾になっても変わらずに仲良くして、毎日「生きてるだけでえらい!」と言いつづけてくれたのは当たり前のようでいてその実とても難しいことだと思う。尊敬マシマシである。いっぱい食べさせて引きこもらせたらちょっとふっくらしてきちゃったから、元気になったら一緒に運動しようね。・数ヶ月検討し続けて、ついに車を契約した。サポート体制でメーカーを絞って、スペックで車種を絞って、最後の決め手は納期と販売員さんの話しやすさだった。売る気なさそうで横柄な態度だったお店はやめた。販売員さんは店の顔だし、購入後もメンテなどで付き合う必要があるから、変な人からは買わないほうがいい。納車されたら即箱根旅行の予定になっている。事故だけは無しで行きたい。初回で事故なんか起こしてしまったら私はもう一生車を買わない。買えない。・最近読んでよかった記事:本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 | オモコロブロス!かまどさんの「一度でいいから俺もこうい