# Diary & Log

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    石垣島でダイビングをする予定が台風で中止になり、自宅でさみしくブログを書いている。来月には初めての海外出張がある予定で、そのためにパスポートまで更新したのだけれど、そちらも「中止の可能性がちょびっっっっっとだけある」という連絡を受けていて非常に苦しい。頼むから旅行に行かせてほしい。・6月のブログに「ジャにのチャンネルの動画ばかりを観ている」と書いた。あれから2ヶ月が経って、卍こと菊池風磨くんへの想いを募らせた私はアルバムを聴き込み、タイミングよく開催されたライブにソロ参加し、ついには Sexy Zone のファンクラブにまで加入してしまった。ドームツアーも発表されたし恐ろしいほどに良いタイミングだった。ライブの熱が落ち着いて頭が言葉を取り戻した頃、会場待ちでクリスピークリームドーナツに入ったはいいもののそわそわして心拍数が下がらなかったこととか、訓練されたオタクの群れに囲まれて身振りを真似たこととか、そういうどうでもいいことは鮮明に覚えているのに、ライブの記憶は少し飛んでいて、ああ正確な言葉なんか待たずに日記を書いていればよかったと少し後悔した。でもライブの音、80年代風にアレンジされた曲、彼らの人間としての存在を感じたダンス、セクベアの声……パンデミック後初のライブはあまりにも鮮烈に焼き付いて離れない。菊池風磨くんが(一部の)ファンから「おもち」と呼ばれていること、ライブMCでは大人びてしっとりとした話し方をすること、かと思いきや曲の途中でもふざける場合があること、など様々な側面を見つめた結果、私の中での彼は「大学時代にずっと片思いをしていたけれど好きになってもらう未来が全く見えなくてどうにもならなかった同級生」というくらいのポジションに落ち着いている。歳も近いし。過度に豊かな感受性が災いして Sexy Zone の菊池風磨くんを見るたびにその存在しない記憶が浮かんでは消える。ジャにのチャンネルの卍からは無い。ジャニーズなんて魅力的(であることを仕事としているのでそれが当然)なアイドルを多種多様に取り揃えているから近づいた時点でもうどうしようもない、と友達に言われて腑に落ちたので、とりあえずはこの熱に流されて楽しむつもりです。マリウス葉くんも推しています。・家やら車やらをいくつか見た。今すぐ買うわけではないけれど、そういった生活を左右する高額なものへの解像度を高め
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    参院選の期日前投票を済ませた数日後に例の事件があって、関係の有無はさておき私の期待とは異なった選挙結果が出て、一人でも夫とも友達とも、政治について話し考えることに多くの時間を割いた。既存のシステムの中で個人の幸福を最大化することとシステムそのものの在り方を批判的に考えることとは矛盾なく両立する、というのは頭では分かっているけれど、納得できないシステムには従わないという選択肢も確かに存在し、システムに乗っかることができるのもひとつの特権であるからこそ、システム内部を泳ぐ自分の立ち位置が曖昧になって路頭に迷う瞬間がある。システムを利用することは必ずしもシステムに賛同することを意味するわけではない。しかしそう捉えられてしまう確率が上がることは事実だ。立ち位置を明確に保つためには他者に対してはもちろんのこと自分自身に対しても主張し続けなければならず、それは時に過度な努力を必要とする。・住んでいる地域で夏祭りがあったので、人混みをかき分けてりんご飴を食べてきた。最後にりんご飴を食べたのはラスベガスのバフェで、ミントグリーンの内装に真っ赤なりんごが妙に似合い、空調の効きすぎた部屋は寒く、どこにいるのかが分からなくなるような感覚がうっすらと蘇った。日本の夏、蒸し暑い夕方に外で齧るりんご飴とはまったく違う思い出。肉と油を愛する夫はからあげを頬張っていた。私たちの食の好みはそこそこ真逆で、しかしお互いに好き嫌いなく何でも食べるので、結果として食べるものの範囲がぐんぐん広がった。最近は麻婆豆腐にドハマりしている。ところで私がりんご飴をかじってニコニコしている間にバチェロレッテではバラがやりとりされていました、、🌹(?)美紀さんの内面があまり伺えなくて残念だったけれど、それを求めすぎる視聴者にはなりたくない……と思ったところで『レヴュースタァライト』のきりんを思い出した。だからSNSでは何も書きません。オフラインでしか話したくない。・ウェディングフォトを撮ってもらってきた。小雨で、蒸し暑くて、蚊にたくさん刺された。ウェディングドレスや色打掛そのものに思い入れがなく結婚した日から時間も経っていたからか感慨にひたることはなかったけれど、それでも夫との記念を残せることや慣れないセットで撮られることは素直に嬉しく楽しかった。前日までの準備や持ち込むボードゲームを選びつつ遊んだことも良い思い出。
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    ジャにのちゃんねるの動画ばかりを観ている。出社する日もしない日も、仕事中でもそれ以外でも、私の4K32インチディスプレイの片隅で「ジャにのちゃんねるです!」が再生され続けている。特に卍が出てくるとそれだけでちょっと嬉しくなる。かわいいから。あまり言ってはいないが私は大学生の途中くらいから菊池風磨くんが好きだ。でもファンクラブに入ったりはしていなくて、これが自分にとって心地良い距離感なのだろうと思って生きてきた。それでなにか困っていたわけでもないけれど、ジャにのちゃんねるを見続けているうちに愛が深まっていき、なぜか最新のアルバムを買ってしまっていた。毎日聴きながら歌いながらたまに踊りながら楽しく過ごしている。最新盤とーっても良いです。Stay gold を超えて forever gold をモットーに生きようと思います。あと二宮くんのカバーアルバムも聴いた。それから 二宮和也カバー『Pretender』のアレンジヤバすぎて爆笑した - kansou を読んで、お腹がよじれるほど笑った。この間ついに最新の動画まで追いついてしまったので、少しさみしい。・会社の方針が変わり、基本的に火水木はオフィスで働くようになった。生活リズムの変化による不安も束の間、不安定な期間は意外と早く終わり、今は美味しいごはんと空いているジムのありがたみを感じながらもダイエットの停滞に苦しんでいる。生活が変われば思考も変わる。STEPの教育コースがあったのと、自分が昔書いたブログ記事を読み返したのとで、学生の頃と今とでは考え方が大きく変わったことを改めて自覚した。概ね今のほうが良いと思えるけれど、勢いだけは少し失われているかもしれない。丸くなるにはまだ早すぎるのにね。現状維持は後退でしかないとはよく言ったものだ。会社とは関係のないところで、「常に『去年の自分は未熟だったな』と思えたら良いよね」という話をしたこともある。今のところはまだそう思えているけれど、年々差分が減ってきているような気がしないでもないので、コンフォートゾーンを抜けるというのをもう少し意識してみてもいいのかもしれない。・今月読んで心に残っている本。朝井リョウ『正欲』 作家生活10周年記念作品一年前くらいに買って積んでいたのものをようやく読んだ。LGBTPZNという言葉が流布した時期からこのトピックについては考えていたし、小説として
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    三ヶ月のパーソナルトレーニングが終わってウエストが6cm減った。で、三ヶ月のプランが終わってしまったので、今後は自分で筋トレをしなきゃいけなくなった。継続プランもあったけれど、出社が始まるので生活リズムがよく分からず、一旦なしにした。ジム自体にはひとりでも行けるし、筋トレそのものも嫌いではないし、パーソナルトレーニングを経てフリーウェイトゾーンにも踏み込んでいけるようになったし、会社のジムもいい感じなので、筋トレをしない理由がどこにもない。今後の筋肉の発展に期待である。それにしてもウエストが6cmも減ったのは嬉しい誤算だった。もともとお腹周りの肉はそこまで多くない(ような気がしていた)から、他の部位から減るものと思っていた。太もも周りも締まった実感がある。体重は4-5kgくらいしか変わっていないから、やっぱり筋肉は偉大だね。・久々にダイビングした。富士山のそばでパラグライダーした。BBQもした。 View this post on Instagram A post shared by YUKI (@yukidmy) View this post on Instagram A post shared by YUKI (@yukidmy) 楽しかった〜〜〜〜こんなに人生を楽しんでいる感じの大人になれるとは数年前までは全く想像できなかかった。バンジージャンプもやりたいけれどちょっと怖い。あと久々に料理への愛を取り戻して、お魚を捌いてみたり、麻婆豆腐ばかり作って(もらって)みたりしている。それから、リビングの模様替えをしてテレビが見やすくなったので、久々に映画を観た。本をモリモリ読む習慣も自然と復活した。家とか人とか、そういう環境によって大きく左右される人間であることを、しみじみと自覚させられている。・箱根にお泊りした。彫刻の森美術館が本当に良かった。一番気に入った作品が写真撮影禁止で、それだけが残念だった。広い敷地内になんでもないような顔で彫刻が置かれていたりする不思議空間。マンズーの緩急(遠近、質感、モチーフ、……)に釘付けになって立ち尽くしたあの時間だけでも、行ってよかったしまた行く必要があると感じられた。 View this post on Instagram
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    今の会社に勤めて二年が経過したらしい。なんとなく一年くらいしか経っていないように感じていたけれど、それはきっとひとつのプロジェクトに長い時間をかけていたからで、振り返ればインターンのサブホストやら20%プロジェクトやら昇進やら二回の引っ越しやら凡そ一年では収まらなさそうな思い出が確かにあって驚く。入社時から「ひとつ昇進したら違う環境でも働いてみたい」と漠然と考えていたのを行動にうつして、一週間の休暇の後に今月から新しいチームに異動した。カバー写真はその休暇で撮った満開の桜。マネージャーも友達もたくさん相談にのってくれたし、とてもポジティブに送り出してくれたので、このチームでキャリアをスタート出来たのは幸運だったなと思えた。もらったメッセージカードや最後の人事評価のフィードバックを読むと気持ちが前向きになる。ありがたいことです。新しいチームは仕事内容(と使うツールなど)がまあまあ違うから、まだフルパワーで働けてはいない気がしている。でも今のところ楽しくやれている。・黒いドレスを買った。 View this post on Instagram A post shared by YUKI (@yukidmy) マネキンが着ていたそれに一目惚れして、しかし安くはないのですぐ購入に踏み切ることもできず、三回も試着をしたのちに降参して買った。何回着てもかわいい。こんなにかわいいのに家でも洗える。シワがつきにくいから旅行にも連れていける。背中のリボンが意外とほどけやすいことにだけ注意。ついでにかわいいけれど何も入らないかばんも買った。かわいいので良し。高校生くらいまでは「かわいい」を受け入れられなかったのに、今は「かわいい」と程良い距離感で付き合えていて、ファッションに関しては特に大人になってから楽しめることが増えたように感じる。・今月は久々にともだちが家に遊びに来たり逆にお呼ばれしたり、一緒にボルダリングしたり、植物園に行ったりして、よく話して自分を解きほぐす月だった。私はずっとひとりでいると視野が狭まって考えが凝り固まって、ついでに物事にポジティブに向き合えなくなるから、たまに色々な方向から刺激を入れてやわらかくしてあげる必要がありそう。 View this post on Instagram A po