# Home & Family

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    臨月に入った。逆流性食道炎が酷く、恥骨は痛み、日々眠気と戦っている。腹ももう限界で、大きく動かれると痛みすら感じる。早く器としての生活を終わりにして肉体の主導権を取り戻したい。・子どもがよく歩くようになり、週末の公園通いデビューを果たした。当然まだずっと立ってはいられないので湿った土の上にも座り込むし、草花や石ころを触りまくって爪の隙間まで泥まみれになるし、まあ大変ではあるが、30分でも公園で過ごさせるとその後の睡眠が深くなったり、ずっと家で過ごすよりは発達にも良さそう、休日限定の姿が見られる、と良いこともいろいろある。何より、朝ごはんを終えて一息つくと玄関で靴を履こうとする(が、まだ履けない)ような子どもなので、外で楽しそうに過ごす様子を見ていると自然と「晴れたら一回はお外に行こうかな」という気持ちになる。汚れてもいい服で過ごしていることもあり、砂まみれの子に抱きつかれることにも抵抗が無くなってきた。子どもが出来るまでは行ったことのなかったような近所の公園で子どもを追いかけて過ごしていると、暑いし汚れるし虫もいるしで一人だったら絶対にもう来ないだろうなと思ったりするというのに、悪い気はしないから不思議だ。歩き始めたもののまだ一人で公園に辿り着くことは出来ない一歳児を誘導したり抱きかかえたり、なんなら腹に突撃されたり、といった妊娠後期の生活。一人目の産休との差に笑ってしまいそうになりながら、胎内でもうひとりを育んでいる。・なんだかんだで英会話を続けている。今月はテストを通過したのでテキストのレベルが上がったりもした。正直なところまだまだ自由に話せている感じはなくて、というか仕事を休み始めてからどんどん英語を忘れているような気さえしていて、まだまだ伸びしろは多い。それでも少しずつステップアップできていると太鼓判をもらえるのは嬉しい限り。今後も細く長く継続できるようにしたい。・おしまい。カバー写真は産前最後ねって食べに行ったお寿司屋さんのエビ。
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    かわいいかわいいお子ちゃまがついに一歳の誕生日を迎えた。 View this post on Instagram A post shared by YUKI (@yukidmy) ちょこちょこ歩くようになったので靴を買いに行ったりもして、さすがに時の流れを感じざるを得ない。Instagramにも書いたとおり、とにかく手足が長くなって、プロポーションが少しずつ大人に近づいてきた。人間はやっぱり頭が大きい状態で生まれてくるんだなというのを今更ながら感じている。「なにもわかりませんがとにかく不快です」みたいな泣き方しか出来なかった小さな命が、今では食べたいもの触りたいものを指差して伝えられるまでに成長したという事実には月並みながら感動するし、同時にある程度しっかりしてきた身体にもうSIDSの心配もないだろうと安心したりもする。ちなみにカバー画像は子の水族館デビューの写真。きらきら光る魚たちを夢中で指差ししながら、お昼寝の時間を過ぎてもずっと興奮していた。かわいいね。楽しんでくれてよかった。親業は今のところは産前の想定よりもずっと面白い。もちろん大変なこともあるし、日々の自由な時間は確実に減ったけれど、愛着形成がそこそこ上手く行った結果なのか毎日オキシトシン?がドバドバ出ているような気がするし、自分の愛を向ける先がひとつ増えたというのは幸せなことだなと感じる。最近では就寝前の子に「だいすきだよ♡」と言う時間が一日の中で一番好きだ。ごはんとかお風呂とか重めのタスクをやりきって、子への愛情だけを抱きながらふわふわの髪を撫でられる贅沢な時間。親子関係はいずれこんなにシンプルなままではいられなくなるだろうけれど、こんなに穏やかな気持ちで向き合えていた時期が存在したという事実はきっと今後の支えにもなってくれるような気がしている。そうでなくとも、忙しい日々の中に短くとも心を落ち着けられる時間があるというのは精神衛生上とても良い。私としては子が私の身長を超す日が来たとしても毎日「だいすきだよ♡また明日ね♡おやすみ♡」と口にするのもやぶさかでないのだが、いつまで受け入れてくれるのだろうか……。産褥期! 産後! からだ大切に! と嫌になるほど言われていた産後すぐの頃は「一年も経てば『産後』は終わりで、体調も体重も戻って元気モリモリなんだろうな〜」と思ってい
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    あってよかった? ねんね期までの育児アイテムたち の続編。今回は生後三ヶ月ごろから一歳になるまでの育児アイテムについて紹介する。そう、例のあかちゃんは大きなトラブルもなくずんずん育って、もう「乳児」ではなく「幼児」になったのである。最近はちょっと歩けるようにもなってきた。めでたいね。このくらいの時期になるともう家庭によって生活スタイルや子どもの性格が違いすぎて、誰かの参考になるのかどうかは分からないが、後で自分で読み返して懐かしく思うためにも書き残しておくことにした。これまた長いので、興味のあるところだけ読んでもらいたい。衣服肌着以前書いた半袖前開きや被るタイプのボディスーツ(ユニクロのものとかZARAのものとか、一枚で着ることを想定されているもの)を引き続き使っている。これに関しては季節を問わず常に半袖で過ごせた。偶然好きな柄を見つけたから長袖のものも一枚だけ買ってみたが、体温調整はTシャツや羽織りでなんとでもなるので、肌着の機能としては半袖で十分そうだった。ちなみに家でも保育園でもヘビーに使っているからか段々とくすんだ色になってきていて、やっぱり肌着はお下がりには向かないなと実感している。ちゃんと漂白もしているのにね。今のところはこれで全く困っていないが、サイズアウトして新しいものを買うとしたら、もうボディスーツではなくタンクトップとかになるらしい。段々と大人と同じ形のものが着られるようになるから、選ぶのは楽になりそう。洋服保育園用も含めていろいろ買った! ずり這いなどで活発に動くようになってからはもっぱらセパレートタイプの服で過ごしている。最高気温が25℃を超えるまでは長袖Tシャツとレギンスパンツで過ごすことが多くて、それ以降は保育園の他の子の様子も見ながら半袖に移行した。ハーフパンツはまだ持っていないが、外遊びが増えると長ズボンのほうが安全で良いとも聞くし、急いで買う必要はないかなと思っている。トップスについては結局ミキハウスが最強という結論に至った。洗濯乾燥機でぐるんぐるんやってもヨレにくいし、スナップボタンで安全なものが多いし、お下がりに出来る可能性が高そうで、しかもかわいいからよく着せてしまう。ボトムスはユニクロのレギンスパンツ一択らしいのでほぼこれしか持っていない。ハーフパンツもユニクロでいいのかな。あとはオーバーオールが数着ある。トップスがめくれな
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    昨年の産休取得により余っていた有給休暇を使って、なんとこのGWからお休みすることになった。やったーー最終勤務日終了!!明日からまた有給休暇+産前産後休業に入ります!!まさかの年子で夏頃に出産予定です!!Thank you 産休……🌹🫰✨— YUKI (@yukidmy) April 26, 2024 そういうわけで夏ごろにまた子どもを産む予定なのだが、第一子のときと比較してあまりにも楽観的な自分(と夫)がなんだか少し面白い。去年は期待と同じくらいの不安を抱えていたというのにね。今回はもはや「新生児期よりも今の子のほうがかわいい、ようやくここまで来たのにまたあれを最初からやるのか??」とすら思っている。慣れとは恐ろしいものです。お休みに伴って業務の引き継ぎやら様々な書類手続きやらがあり、遅れたら迷惑だからと前倒しでいろいろ進めた結果、勤務最終週にはあまりやることが無くなってしまってゆっくり過ごしていた。前回もそんな感じだった気がする。手持ち無沙汰は性に合わなくて、そわそわそわそわと落ち着きのない妙な期間だった。アイキャッチは産休記念(?)で食べに行ったピザの写真。初めて入ったお店だったけれど想像以上に美味しかった。生地がもちもちで私好みな感じ。また行きたい。・今年は桜の開花が遅かったので、今月前半は何度かお花見に行って、子どもに桜を見せることができた。この一年間は子にとって何もかもが初めてで、その貴重な出会いを逃すまいといろいろなものを見せよう感じさせようとする過程で、私たちも大切な瞬間をたくさん見せてもらった。例えば器用になってきた指先で桜の花びらをつまむ姿。その花びらを口に運ぼうとする様子。花びらまみれの大地を靴下で踏みしめたときのきらきらした目。きっと全部が子にとっては必要な経験で、今を逃すともう得られなかったものなのだろうと思うと早すぎる哀愁で心がきゅっと締め付けられる。でもきっとこの先も成長した頭と心と身体との全てで巡る季節を満喫してくれるだろうし、それは決してただの繰り返しなどではなく毎度新しい出会いがあるのだろうし、何なら私たちにとってだって子を持ってからの生活は全てが新しく鮮やかなものになったのだから、ただただ今を楽しむのが一番素敵な過ごし方となるはずだ。子の一歳の誕生日が近づくにつれ、時間の使い方について考えることが増えてきた。また新しい一年
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    本を読むぞ!! と意気込んで迎えた二月。ずっと前から図書館で予約していた本が続々と届き、読まざるを得なかっただけである。自覚はなかったもののいわゆるマミーブレインなのかあまり本を読まなくなってしまっていたが、最近は少し本を読みたい気持ちが戻ってきて、長めのミステリーやSFにもじっくり向かい合えるようになった。子どもにも本をたくさん読むようになってもらいたいので、まずは親が楽しく読書する姿を見せられるようにしたい。幸い未読本はモリモリ積まれている。当分読むものに困ることはない。ネタバレになってしまうのでタイトルは伏せるが、今月読んだ本の中に、人は皆命に優劣をつけながら暮らしているというような内容のものがあった。浮浪者よりも子どもの命を重く見て、犯罪でなくとも倫理を外れた行いには私刑を与えたがり、自身の利益を最大にするための選別を行う、破壊衝動にも似た本性を社会のルールの中で抑え込んで生きる。私もあなたも本当は公平・平等なんて信じていませんよね? というような問いかけを主題として話が進む。私だって社会の一員としてルールを守らないと生きていけないからそうしているだけで、根底から全てに対して平等であるわけでは全く無いなと自身を顧みながら読み進めたところ、クライマックスで出てきたひとつの回答が「そう生きることを不幸だとは思わない」というもので、私は目を見開いてしまった。つまり醜い本性それ自体が問題になるのではないということである。その思想自体が社会から植え付けられたものだと言ってしまえばそれまでだが、心の底に抱えたものがどうであれ、全体の幸福を願って善く在ろうとすることは不幸な営みではないというのだ。これが人間の本質であるとすればそれは救い以外の何物でもない。……というようなことをじっくりゆっくり時間をかけて考えられるのが読書のいいところなのかもしれない。まとめて書いてはみたものの、私の感じた驚きはあまり伝わらなさそうである。もうちょっと長めの書評とかを書いてみればいいのか?・台湾に行った。今月に入ってからフライトとホテルを予約するというギリギリ旅だ。私にとっては年末のリベンジ、子にとっては初の海外旅行である。きっと数年後には何も覚えていなくて、写真を見せたら驚かれるのだろう。パスポート写真の撮影で苦労したことも、飛行機内での長時間抱っこでおしりが痛くなった記憶も、親にとって
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    2024年だよ! 一年が早すぎて驚きを隠せずにいる。去年の今頃はまだこの家に住んでいなくて、子どもも産まれていなかった、と改めて文字に起こすとたくさんの変化があったなあとしみじみともする。が、この時期は温泉旅行を楽しんで、いちごとみかんをモリモリ食べて、みたいな根っこのところは全く変わっていなくて、それはそれでちょっと面白い。今年の目標はやっぱり去年と同様に「健康」でしかない。それ以上のゴールはセットしたくない。でも出来る範囲で心も体も健康に、背筋をシュッと伸ばして、あとは人からたまに褒められて感謝されさえもする天真爛漫さ(向こう見ずさと紙一重かも)を失わないように生きていけたらもう最高です。程々に頑張るぞ。・お正月に実家に行って、子と犬たち(子よりもデカい)とを初めて対面させた。うちの子はたまに臆病な面を見せてくるので、今回も泣いちゃうかなあと心配していたが、蓋を明けてみれば子は興味津々で犬に寄っていき、むしろ犬の方が戸惑うという面白い光景が見られた。かわいい。つかまり立ちを繰り返す子を見守りながら、犬にとって赤ちゃんとはどういう存在なのか、と興味深く観察する。犬は普段はとてもとても人懐っこくて、大人にはしっぽをブンブン振りながら飛びついてくる。だのに赤ちゃんのことは遠くから様子を伺っていて、近づいたかと思うとちょっと嗅いですぐ離れていく。まだ1歳にもならない赤ちゃんは小さいなりに人間の形はしているものの、大人とはかけ離れた挙動をしていて、意味のある言葉を発することも無い。もしかしたら人間として認識されていないのかもしれない。実際はそんなに高頻度で会うことはないけれど、子の成長をそばで見守ることが出来るのであれば、どのくらいの段階で人間として扱ってくれるようになるのだろうか。ペットを飼いながら子育てをする人たちと話してみたくなった。・箱根と伊豆に行った。夫の会社の某健保には保養所があって、申し込んでみたら泊まれることになったのだ。赤ちゃん連れでの旅行は9月の博多以来で、どうなるかあまり予想は出来ていなかったけれど、行ってみたら前回よりもずっと楽で、子の成長を感じた。体つきがしっかりして吐き戻しも減り、よく分からない泣きも(車移動メインだったということもあり)あまり無く、レストランでは一緒に離乳食を食べられたし、いちご狩りもちょっと楽しめていた。成長が早すぎる。大人