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    月初めはちょうどいいくらいの気温だったのに、最近はめっきり冷え込んで、まるで冬のよう。家に引き込もりがちにならないように、でも赤ちゃんが寒さに震えないように……とあったかお散歩ケープを買うことにして、適当にユニクロのものを選んだ。機能的にはこれで十分だけれど、後日見かけたバーニーズニューヨークのものがとっても可愛かったので、他の人にはこっちを薦めてしまうかもしれない。でもどうせミルクやよだれで汚れてしまうのだから、気兼ねなく使えるユニクロが正解なのかもしれない。赤ちゃんグッズにはつきものの悩みである。そんなこんなで日々赤ちゃんのことを考えて生きていると、自分の成長の機会が著しく減ることに気づく。本を読む時間も減ったし、業務時間外に何かを作ることも(元々少なかったけれど)ほぼ無くなった。とりあえずこの月次記録を残しているだけでも偉いという気持ちにすらなってしまう。人生は途方もなく長いのに20代後半でこれでは困る、と焦ったので、今月はとりあえず英会話を再開した。予約さえ済ませてしまえばとりあえずちゃんとレッスンは受けにいけるので、ゆっくりであっても確実に何かしらの学びが得られる、安定したシステムとしての英会話。大人になって改めて分かる、習い事のありがたさである。会社がサポートしてくれることもあり一年分くらいの契約をしたから、長期で頑張っていきたい。他にもやりたいことがいくつかあるので、時間をこじあけられそうだったら追加する、かも。・ずっと行きたかった ArtBar Tokyo のたらし込みアート体験に行った。ArtBar のセッションではみんな同じテーマに取り組むけれど、色やちょっとしたテクニックなどを好きに選ぶことでそれぞれ全く違う作品が出来上がる、というのがとっても楽しい。自由にやっていいところは残しつつも、基本的にはかなり細かいところまで丁寧にやり方を教えてくれるから、図工や美術が苦手でも楽しい時間を過ごすことができる。あとインストラクターさんが元気で明るい。数年前に初めてオンラインクラスに参加したときから、もうずっと大好きなアートスタジオだ。中でも今回は一番気になっていた丸いキャンバスのマーブルアートクラスに、初めてのオフライン参加! ということで、イベントの案内が来たその日からそわそわそわそわ楽しみにしていて、使う色を5色選べるらしいことは知っていたので、何色
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    10月は一瞬で過ぎ去ってしまった。平日は仕事と子供のお世話ですぐ終わってしまうし、かと思えば休日はバスケ観戦に行ったり車で出かけたりBBQしたり、なんだかんだと予定が多くて本当に矢のように時間が飛んでいった。それから鼻と喉の調子が常に微妙で、ちょっと良くなったかと思うとすぐにまた上咽頭のあたりが痛くなるので、何度か耳鼻科に行った。子どもからうつされるのもあるし、寒暖差も多分ある。とはいえ病休は使わずに済んだので、体調に関しては復職後最初の一ヶ月としては上出来だろう。肝心の仕事の方はまだあまり上手く回せていないと感じている。もともとそこまで勤勉な質ではないし仕事の効率もあまり良くないのに、保育園の送迎なども加わったから、結構頑張って仕事をするように心がけないと労働時間がどんどん減っていってしまう、ということには復職後一週間で気づいていた。頑張ると言っても「気が乗らなくても机に向かう」とかその程度からだが。とりあえずは短時間である程度の量をこなせるようになりたい。一ヶ月いろいろ試してみたけれど正直なところまだ全然だ。気分にムラがありすぎて困ってしまう。どうしたらいいんだろうね。・子は遂に足を発見した。自分の足を掴んでころころと揺れる姿は宛らゆりかごのようである。かわいいですね。もう少しすると足も口に運ぶようになると聞いているので、少し楽しみにしている。ずり這いもどんどん上達して、方向転換はもうお手の物、プレイマットから飛び出して親の声のする方へと移動するようになった。体重増加も順調だし、離乳食も少しずつ食べ始めたし、どんどん人間らしくなっていってしまう。すでに少しさみしい。出産前に思い描いていた共働きライフというのは「発熱で保育園から呼び出される」「夜泣きで睡眠時間が足りない」といったものだった。ところが蓋を開けてみるとこのふたつでは大して困っていなくて、「耳鼻科の定期通院が重い」「離乳食に時間がかかる」あたりが意外と大きい。でも基本的には仕事も嫌ではないし、退勤後に子に会うと可愛くて仕方がない。仕事と家族との両方を大切にすることで、それぞれとの快適な付き合いが可能になっていると感じている。会えない時間が愛を育てるって言うしな……と謎の納得感を抱きそうにもなるが、愛が育っているというよりは身の置き場を複数確保することでアイデンティティのバランスが安定する、とかの方がより
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    産後4ヶ月。子どもが寝返りのプロになり、ずり這いを始めたあたりで復職した。当初の予定(来年4月)よりもずっと早い復帰となった。もう少し長く休むことのほうが主流だろうけれど、職場に行ってみたら「私も同じくらいで帰ってきたよ!」と言ってくれる同僚がいたりもして、蓋を開けてみればあまり特別なことでも無いようだった。もちろん、夫も私も仕事(主に時間)を調整する必要があるし、職場の理解がなければ成り立たないことではある。体調だって人によってはまだまだ回復しきっていなかったりするから、誰にでも勧められるオプションではない。それでも、チームを離れている期間が短いとそれだけ復帰もスムーズなのだろうし、今のところ悪い選択ではなかったと思っている。低月齢入園ならではの苦労もお迎えが早いこと以外は特に無く、大抵のことはいつ入園させてもあまり変わらなさそう。それどころか近い月齢のあかちゃん同士で学び合うらしく、慣らし保育が始まってからの成長が著しいので、それはそれで面白かった。プロに見守ってもらえるし、これからの離乳食やお外遊びについても適宜アドバイスをもらえるし、知らないおもちゃにもたくさん触れさせてもらえるし、いいことばかりだ。仕事を終えてから見るあかちゃんはより一層可愛く感じられるし、これがお互いにとって良い距離感・バランスなのかもしれない。・復職前にあかちゃんを連れて福岡に行った。初の子連れ旅行だった。 View this post on Instagram A post shared by YUKI (@yukidmy) 飛行機は乗ってしまえばなんとかなったけれど、搭乗までが大変だった。大人だけで移動するのとは訳が違うから、少しどころか大幅に余裕を持って、先回りしていろいろ調べて、快適さには手間も時間もお金も惜しまずに行動する必要がある。今後も旅行を諦めないためには良い学びだった。福岡は私も初めてだったから、とりあえずローカルフードを食べて、食べて、また食べて帰ってきた。食べる以外にはちょっと見たかった建築を見た。でもやっぱり食べてばかりいた。妊娠中の旅行よりもずっと自由だった。・おしまい! 短い!産休のまとめでも書こうかと思ったけれど、出産記録とか育児アイテムとか別記事にいろいろ書いたからもういいや。
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    妊娠記録① - 妊活〜妊娠初期・妊娠記録② - 妊娠中期〜出産でも書いたとおり、2023年の夏にかわいいかわいいあかちゃんを産んだ。その2ヶ月くらい前、あかちゃんを迎える準備を始めた際に、長大な妊娠出産準備リストを前に狼狽えたり、先人たちの育児グッズリストに助けられたりした経験を踏まえて、私もねんね期(新生児〜3ヶ月頃)に使ったものなどを記録しておく。誰かの役に立ったら嬉しいけれど、長くなってしまったので必要なところだけ読んでほしい。心や時間に余裕が無い場合は、子ども用品店の出産準備リストを眺めながら店舗に行き、店員さんに相談しながら生まれる時期に合わせた必需品を買えばなんとかなる。ちなみに妊婦グッズは服(ワンピースとパジャマと下着)さえなんとかすれば一応乗り切れました。衣服肌着新生児も大人と同じで肌着+洋服が基本スタイルではあるけれど、夏生まれの場合は肌着だけでも過ごせるとアドバイスを受けたので、とりあえず一般的な短肌着と長肌着(コンビ肌着)のセットを買った。が、うちの子はコンビ肌着のみのほうが快適そうで、短肌着はほぼ新品のまま残されてしまった。さらに生後3ヶ月頃にはコンビ肌着もサイズアウトしてしまい、半袖前開きのボディスーツ(ユニクロのものとかZARAのものとか、一枚で着ることを想定されているもの)に切り替えた。首や腰がしっかりしてきて動き回るようになったら被るタイプのボディスーツに移行する予定。ボディスーツのほうがおむつもしっかりカバーしてくれるし、最初からこれだけでも良かったかなあと思わなくもないが、コンビ肌着のほうがゆるく着られて対応サイズが広い(50-60とか)ので、急速に成長する最初の数ヶ月には適していそうな気がしている。洋服洋服は数着のみ購入してイベントがあるときだけ着せていたが、保育園入園を決めてから少し買い足した。最初はカバーオールとかロンパースとか呼ばれているつなぎスタイルものを揃えて、動きが活発になったらセパレートに移行すると動きやすい&着替えさせやすいらしい。プレゼントやお下がりでかわいいロンパースをもらうこともあった。親の好みや考え方によって必要なものは変わってくるけれど、かわいいもしくはシンプルなもので揃えておくと適当な写真もなんとなくいい感じになるので、これに関しては多少こだわって選ぶことをオススメします。その他スタイ:新年のベビー福
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    子が無事に百日祝いを迎えた。お食い初めをして、記念写真を撮り、不思議そうな顔で鯛を見つめる子を抱き上げて「もりもり食べてすくすく育ってね〜」と撫でた。退院時のおしゃれ着として買った50-70サイズの服は、当時はぶかぶかだったのに、今やぴったりとフィットしていた。成長曲線の上の方をうろうろしているうちの子は、どこに行っても「月齢の割にしっかりしてるねえ」と言われる。が、当然ながらまだ三ヶ月しか生きていないし、ごはんだってまだ食べられない。ふたりの親を見分けられているのかどうかもよく分からない。それでも著しく成長していることは確かで、首はほぼ座ったし、寝返りの練習もするし、親につられて笑うことも増えた。声を出したときの愛らしさも、泣き声のけたたましさも、日増しに強くなっている。このまま月齢に合わせた発達を遂げてくれることを祈るばかりだ。そんな子が、来月から保育園に通うことになった。そういうわけで今月は入園申し込みやらなんやらの手続きに追われていた。まだ小さいあかちゃんを長時間預けるなんて、という罪悪感のようなものは不思議とあまり無い。復職のタイミングについては夫ともいろいろ話したし、子のことはもちろんお金のことや自分のキャリアなど、考えることは様々あった。ただ、やはり一番大きかったのは我々は子育てのプロではない、ということで、子がかわいいからこそちゃんとした環境で見守ってもらいたい、という気持ちが夫婦ともに強かったのだ。見学に行った園の枠が空いていて、雰囲気を気に入ったこともあり、早めに入園させることにした。この選択がどう転ぶかはまだ分からないけれど、今は「おともだちが出来るといいねえ」と話しかけながら、持ち物すべてに名前を書いたりしている。・あかちゃんを三時間ほど抱っこしながら映画を観た。ミルクをあげる時間だけはちゃんと守ったら、半分くらいは起きてスクリーンを見つめてくれていた。私は「4DXだよ〜!」とゆらゆらしながら椅子係をやっていた。楽しかった。子が自らの意思で観たい映画を選ぶようになった時、また一緒に観に行けたらそれはとても幸せだろうなと想像して、早すぎる感傷に浸った。それはそれとして、この異常なほど暑い夏に熱源であるあかちゃんを抱っこし続けているのはきつかったので、今度はベビーカーで行こうと心に誓った。・おしまい! 来月は慣らし保育と初子連れ旅行の予定だよ!
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    親不知を抜いた。左右の下顎に埋まっていたそれらが臨月に顔を覗かせはじめ、しかし出産直前にトラブルを抱え込むわけにもいかず、産後に抜こうねという話になっていたのを、満を持して抜いた。抜歯と抜糸、「ばっし」と読まれる二つの単語が混在する治療を受けると、様々な説明を聞くたびに少し混乱するというどうでもいいことを学んだ。虫歯とは無縁な人生を歩んできたため、本格的な歯科治療は初めてである。顎にかかる力も歯茎の中を弄られる感覚もあまりに恐ろしく、最終的に力尽くで行われるその処置には怒りすら覚えた。こんな目に合うために生きているわけじゃない、多くの人がこんなことを経験しているだなんて信じられない、しかも麻酔が切れたら痛みと腫れとに襲われるだなんて耐えられない、と意気消沈した。しかし蓋を開けてみれば痛みも腫れもほぼ無く、口は開けづらかったし糸も多少は邪魔だったが処置自体の異常さとは比にもならなかった。30分程度の恐怖は、振り返ってみればまあ貴重な体験だったと言えなくもない。二度とごめんではあるが。そんなこんなで今月は産休中に済ませておきたい面倒なことを順番に片付けながら過ごしていた。ちなみに歯科治療を経てクリアしたのは不要な歯との離別のみではない。子の睡眠中の外出も同時に試すことが出来た。夫の育休が終わり、平日は主に私が子のお世話をしているが、当然私がひとりで済ませたい用事もある。心配しつつ試してみたところ、仕事中であっても子が寝ているのをベビーモニターで見ていてもらいさえすれば、私が数時間外出しても支障はないようだった。アイキャッチもひとりで見に行ったマティス展のもの。新しい生活での時間の使い方を模索している。・7月になって、夫は仕事に戻った。私はというと特に何をするでもなく、子の面倒を見ながら家事を片付け、予防接種や保育園見学に行ったりもしつつ基本的にはゆるゆると日々を過ごしている。子がそこそこ良く眠ってくれることもあり、当初案じていたほど大変な生活にはならなかったので、相変わらず土日は人を招いて家で遊んでもらうことが多い。子には様々に生きる大人を見て育ってもらおうと思う。子の写真や動画を見返していると、この一ヶ月だけでもたくさん成長したことがよく分かる。全身がふっくらとしてきて、よく微笑むようになり、クーイングも盛んになった。自分の手を口まで運んで舐められるようにもなった。寝